まいめるとカメさん

のんびりまいめるとかめさんの日常系。

マイベストな本〜宮部みゆき編〜その1

 

 

まいめる です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

読書シリーズ第3弾?

 

 

ナンバリングすると

今、第何弾だっけ?ってなるので

この辺でやめとこ(^^;;

 

 

 

 

 

 

 

さてさて

 

 

前回までは

「クーンツ」作品を

ご紹介した訳ですが

 

 

読書は好きでも

外国人作家のモノは

 

「なんだか読みにくい」

 

って方もいると思います。

 

 

 

 

 

登場人物の名前が覚えにくかったり

地名を言われてもピンとこなかったり

 

 

何マイルとか

何フィートとか

何ポンドとか

日本で使わない単位だったり

 

 

イメージし難いですよね。。。

 

 

本場の習慣とかギャグも

理解できなかったりするし(-。-)

 

 

 

 

 

 

小説は「文章」を読んで

その情景を思い描くので

 

馴染みの無い表現があると

面白みも半減しちゃいますよね...

 

 

 

 

 

 

 

そんな訳で、、、

ってことでもないのですが

 

今回は日本の作家さん。

 

 

 

 

有名どころなので

ご存知の方も多いと思いますが

 

あえて、、、

 

いってみましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『クロスファイア』上・下

著者:宮部みゆき

出版:光文社文庫

状況:販売中

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ー上巻裏書より引用ー

四人の若者が廃工場に瀕死の男を運び込んできた。

その男を”始末”するために。

目撃した青木淳子は、力ーー念力放火能力を放ち、

三人の若者を炎上させる。

しかし、残る一人の若者は逃走。

淳子は、息絶えた男に誓う。

「必ず、仇はとってあげるからね」

一方、現場を訪れた石津ちか子刑事は、

不可解な焼殺の手口から、ある事件を思い出していた。

 話題の超傑作、ついに登場!

 ー引用ここまでー

 

 

 

 

主人公”青木淳子”は

超能力

「念力放火能力(パイロキネシス)」

を持つがゆえに

自身の存在意義に苦悩していたが

 

ようやく

 

その「力」を向けるべき「方向」を

見定めるのであった。。。

 

凶悪な犯人を追い詰めていく淳子と

淳子が起こす事件を追う刑事たち。

 

 

 

 

 

ざっくりとした

ストーリーはこんな感じ。

 

 

 

 

 

超能力って

「なんでもアリ」って思いがち?

かもしれませんが

 

この物語では

それほど突飛な印象は無いかも...

 

 

瞬間移動とか透明になるとか

「いかにも」

って能力者は出てきませんよ(^^;;)

 

 

 

 

主に

青木淳子が”標的”にするのは

「社会に巣食う悪」であり

 

理不尽を受けた被害者の

『復讐』を

”淳子の正義”に従って

代行していた筈だったのですが...

 

 

 

 

 

 

 

しかーし!

 

ちょっと待ってください。。。

 

この

「クロスファイア」

を読む前に

ぜひこちらの本から読んでください!

 

 

 

 

 

『鳩笛草』

著者:宮部みゆき

出版:光文社文庫

状況:販売中

オムニ7 - セブンネットショッピング|鳩笛草 燔祭/朽ちてゆくまで 通販

 

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ー裏書より引用ー

 他人の心を読むことのできる女性刑事・本田貴子は、

その能力ゆえにさまざまな試練に直面し、

刑事としての自分の資質を疑ってゆく•••(「鳩笛草」)

 高校生の妹を殺害された兄に代わって

報復の協力を申し出た青木淳子。

彼女は、人や物を念じただけで発火させてしまう

能力を持っていた•••!(「燔祭」)

 超能力を持つ3人の女性をめぐる3つの物語。

 ー引用ここまでー

 

 

 

この作品

「鳩笛草」

は、裏書にもある通り

3人の主人公の物語ですが

「燔祭」(はんさい)

 のところに”青木淳子”の名前が...

 

 

 

 

そうです!

 

「クロスファイア」の裏書で

石津刑事が思い出した

「ある事件」

というのが

この物語に出てくるんです。

 

 

時系列でいうと

「燔祭」→「クロスファイア」

となるので

この順に読んだ方がベストです!

 

 

 

 

「燔祭」では

妹を殺された兄

”多田一樹”の視点で描かれています。

 

 

青木淳子との出会いと

お互いの気持ちのすれ違いと

その後の二人の生き方。。。

 

 

「わたしは凶器になれる」

 

 

と言う青木淳子と共に

復讐を試みる多田一樹でしたが

あとひと息というところで......

 

 

 

 

「燔祭」は

短いストーリーなので

あんまり書いてしまうと

よろしく無いんですが

 

 

”悩める多田一樹と突っ走る青木淳子”

 

という感じです。

 

 

 

 

「クロスファイア」でも

標的にした”悪”に狙いを定めて

突っ走る青木淳子は必見です!

 

 

 

 

是非是非

この2つの物語を

読んでみてはいかがでしょうか。。。

 

 

それでは、また。