まいめる です。
さて
やっとと言うか
ようやくと言うか
カメさんも待望の(?)
『冬眠』
です。
寒くなったからって
「冬眠」する人は
あんまりいないと思いますが
カメさんは
「変温動物」
なので
気温が下がって
体温を上げる事が出来ないと
活動しなくなります。
この状態のピークが冬眠なんです。
もちろんですが
ある日突然に
動かなくなる訳ではなくって
日々の気温変動はあっても
”平均的”に寒くなってくると
・徐々に食欲も無くなり
・動作も緩慢にノロノロして
・視覚や音に対する反応も鈍く
なってくるんですねー。
ここから
実際に冬眠させるまでの
「タイミング」
ってのが
なかなか気を使うところ。。。
カメさん自身が
「もう冬眠しまっせぇ!」
って
教えてくれれば楽なんですけど(^^;;)
と言うのも
冬眠中って
生体機能を極限まで低下させて
3ヶ月以上も
”ほぼ”
じっとして動かない訳ですから
冬眠”前”の健康状態
が結構「重要」なんです。
いくら
じっとして動かないと言っても
生きている限りは
エネルギーを消費する訳で
・体力不足
・病気、怪我
などの状態で冬眠させると
越冬できずに
途中で力尽きてしまうらしいです。
それから
胃や腸に食べた物が残っている場合も
未消化のまま体内で腐ってしまい
病気になったり
最悪は力尽きる危険も...
そんなに危険なら
「冬眠」
させなくてもいいのでは?
って
思う方もいるでしょう。。。
実際
1年を通して
20℃以上の環境で飼育していれば
冬眠なんてさせなくても
全然大丈夫なんです。
まいめる のカメさんも
子亀の頃は
冬でもそのまま
部屋の中で生活してましたから。
でも
カメさんにはカメさんの
「ライフサイクル」
があるんです!
冬眠するのが
カメさんの人生...
いや
カメ生(^^)ですから
その権利を奪う訳にはいかないっ!
と
まいめる は思うのです。
いつも癒してくれる存在と
暫しとは言え離れるのは
結構、、、寂しいんですが
毎年恒例のイベントとして
『冬眠』
させています。
そんな訳で
カメさんが最後に食事してから
3週間以上も経ったし
あまり引っ張ると
春までの体力も不安になるので
ここらで
『冬眠用の別荘』
にお引越しです。
まずは
その引越し前に
身体を洗っている時の一幕。
上に貼った写真も
下の写真も
頭から手足、尻尾まで
ぜーんぶ引っ込めていますね。
夏場の
活動的な時期は
ブラシで甲羅をゴシゴシすると
手足も頭も振り回して
大暴れするんですが
この時期は
水も冷たいので
抵抗する気配もなく
大人しく
「されるがまま」
身を委ねてくれています。
脱皮して
剥がれかけた皮膚が
ちぎれないで残った部分も
綺麗に
ブラシでこすり取ってと。。。
別荘の水は
「なるべく」
汚さない様にしておかないと
水中で
異物を吸い込んで
呼吸しづらくなっちゃいます。
以前
冬眠明けのカメさんが
「鼻づまり状態」
になっていた事があったので
気をつけるに越したことはないのだっ!
こちらの写真は
肉肉しい下半身。
足も尻尾も太ましく
甲羅との隙間からは
プニプニお肉がはみ出しちゃってます。
春夏秋と
いっぱい食べた証拠ですね(^^)
そういえば。。。
冬眠前に
体重測定しておけばよかった!
すっかり忘れていました(=。=;;)
春、起こした時には
忘れない様に計測しよーっと。
そしてこちらが
冬眠で使う『別荘』
プラ製の衣装ケースです。
水中でも陸上でも
好きな場所で眠れる
『快適仕様(?)』
このケースの周りを
ダンボールと厚紙で
「囲い」
光が入らない様にします。
真っ暗状態にしておかないと
落ち着かなくて
ゴソゴソと
動き回る時間が増えて
体力を消耗してしまうんです...
本当は
土を入れて
『地中で冬眠』
させてあげたいんですが
今回”も”
なんだかんだで
準備が間に合いませんでした。。。
別荘の設置場所は
廊下の片隅。
気温が安定しているし
外からの光も届かないし
カメさんの動向もチェックし易い
身近なところに置きます。
例年の指定場所です。
そんな訳で
春までお別れだよぉ(=。=;;;)
ゆっくりおやすみ〜。。。